当院ではお客さんによく聞かれる事。。
先生、普段はどうすれば良いですか?
鍛えれば良いですか?
いや、鍛えるな。。鍛える事は固める事です。。
身体を固めたら、体も呼吸も、心も固まってしまいます。。
正しく動く事。。それは自然に動く事です。。
野生の動物は、生まれてすぐ歩き出す。。
皆同じ歩き方。。走り方です。。それが自然なんです。。
野生の動物は、起伏の激しい山を、しなやかに、簡単に走り抜けます。。
下の図で言う柔構造なのです。。
柔構造だから、凸凹山を、走り抜けられるんです。。
鍛えるとは、身体を剛構造にすることです。。
剛構造では、山は走る事ができません。。
体幹が大事だと言うと、。剛構造にする事だと勘違いしてしまうんです。。
体幹が良いとは、柔構造なんです。。
軸は竹🎋の様にしなやかだからこそ軸なんです。。
筋肉で軸を固めてはいけません。。
プロ野球選手で、よく打つ選手のバッティングホームを見ると。。頭の位置が動かないんです。。
テニス🎾でもサッカー⚽️でも同じ。。
トップ選手は頭の位置が動きません。。
これは、軸が竹🎋の様にしなる柔構造だからです。。
重心移動を全身で吸収拡散できるんです。
剛構造では、頭の位置がずいぶん移動してしまいます。。
だから、重心の左右前後の移動が大き過ぎて、動きが遅くなる。。
これではプロスポーツ選手にはなれません。。
柔構造を作るには、日本古来の型稽古なんです。。
昔の日本には、舞踏、武術、書道、花道、茶道と。。型稽古がありました。。
型稽古とは、インナーマッスルで動く練習であり、柔構造になる練習であり。。
イコール🟰自然な動きを磨くものです。。
当院で教える体操、歩き方は、型稽古です。。
鍛えたり、無理なストレッチは、剛構造を作ります。
えっ。。ストレッチも?
そうです。。ストレッチも全身をバラバラにしてしまうので、、繋がりの無い剛構造です。
柔構造とは、全身が繋がりしなる身体です。
絵を見ても、柔構造の股関節、膝は柔らかい。。と、想像がつくでしょう?
剛構造は股関節、膝が硬いんです。。