(私の人生にはもはや偶然というものは存在しない)
ニーチェの言葉です。この言葉から何が読み取れるでしょうか
運命とは生まれる前から決まっている。決まっている運命、台本の中で生きている。全て自分に降りかかる出来事。。出会いは必然であり、偶然ではない。
人生が決まってる。。となると皆さんどう思うでしょう?
人生は自分で切り開くから楽しいんであって、決まっているなら、努力もしなければ、頑張る事もばかばかしい。。そんな馬鹿なはずはない。人間は幸福になる為に頑張って、幸福を手にするんだ。
と思いませんか? 僕も最初そう思いました。
でも時間が経ってくると、決まってるからこそ、ありがたい。
決まってるからこそ、安心なんだ。と思う様になります。
なぜなら、それが真理だからです。100%ではないですが、80%は決まっていると言われています。だからと言って、その20%を自分の都合よく運命を変えようとする心も間違いです。
占い師や予言者がその人の将来を当てる事ができるのも決まってるからです。
運悪く起きた出来事も、生まれる前から起きる事が決まっていたとなると、どうですか? 運命とは嘆くものではなく、どうやら受け入れるものなんだと解ってきます。
受け入れるとどうなるのでしょう。受け入れると、自分の前世からの誤った囚われが消えて、災い転じて福となる。。気づき、悟りに変換されるのです。
人生とは、生まれる前から決められた台本の中で、今生で気づくべき事が、気づける様に、仕組まれている。完璧な順番で。。自分の歴史を思い出してください。
今の自分があるのは、決まった台本があったから。。と、思えませんか?
運命が決まっていなければ、順序よく、必要な人と出会ったり、気づいたりできません。初めて聞く人はとても受け入れがたい内容ですが、事実なのです。
鬱になる事もきまっていれば、鬱になってどんな事を感じ、気づくかも大体決まっている。だから、鬱である必要がなくなれば終わるということです。
必要がない事は起きていないという事です。ならば受け入れてみましょう。