自転車で、痩せた人は、止めるとリバウンドしがちですね。。
当院にも、自転車が趣味だという方。。たまに見えますが、筋肉のバランスが悪いと思います。
やはり不自然な運動になっているのです。。
どこが一番不自然なのかというと、サドルです。。
サドルに坐骨を乗せて、足だけ回転させる。。しかも猫背で。。
坐骨とは、骨盤の一部で、右の骨盤と、左の骨盤を繋ぐ場所です。。
その前面は恥骨ですね!
坐骨とは動かない関節だと思われがちですが、歩く時、坐骨の関節は、左右自転車のペダルの様にクランクする動きをするのです。。
骨盤も、歩く時、自転車のペダルが交互に回転する様に、動くのだとイメージしてください。。
サドルに坐骨を乗せた状態では、その動きが制限されるため、骨盤から脚に繋がる筋肉の動きにも制限が生まれます。。
結果動きやすい。太ももや、ふくらはぎの筋肉のみ発達する。。
競輪選手を見ればわかりやすいですね!
これは、自転車に乗らない人で、腰痛持ちの人の特徴でもある。。
太ももとふくらはぎが太い。。これは、言い換えれば、骨盤や、股関節をうまく動かせてない。。または動かない状態ですね。。
骨盤や股関節が柔軟に動く人は、内股や、お尻の筋肉を使います。。
太もも前面や、ふくらはぎはあまり使わないのです。。
整体で、身体が整ってくると、ふくらはぎが、細くなってきます。。使わなくなるかですね。。
人間の筋肉には、大きく2種類。。大きな力を発揮する大きな筋肉と、重力に対して、姿勢、関節の位置を正す、バランス筋肉でもあり、呼吸とつながる小さな筋肉。。
腰痛持ちの人は、この小さな筋肉が使えていません。。大きな筋肉を使いすぎているんです。。
自転車では、この大きな筋肉を良く使うんです。。だから身体のバランスが崩れやすいといえます。。
もちろん好きで乗るにはいいでしょうが、健康の為に自転車に乗るのはやめといて欲しい。。と言っています。
健康にいいのは、足の裏を地面に付けた体操です。。
詳しくは、以前書いた、宇宙飛行士は何故歩けないか? をご覧ください。。