心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

ハイヒール👠で、ギックリ腰

今日は、常連さんの女性。。60代から緊急予約です。。

久しぶりに、ハイヒール👠を履いて歩いたら、ギックリ腰になった!というもの。。

 

ハイヒール👠は、ファッション的には、脚も長く細く見えるし、背も高く見えて、服が似合いやすい。。

 

背の小さい日本人女性が、洋服を着るには、とても都合の良い靴です。。

が、しかしです。。

歩くということで見ると、日本人にとって、ハイヒールは最悪です。。

 

ハイヒールが何故ダメなのか? ギックリ腰を起こしてしまうのか?

 

①まず、ハイヒールを履くと、下の図の様に、、アキレス腱が縮まるという事です。

アキレス腱は、大腿部からの腓腹筋、また膝下からアキレス腱に繋がるヒラメ筋の、踵の付着部につく筋肉の腱です。

アキレス腱を縮めて、伸縮しない形を作るハイヒール👠

それはイコール🟰。。第二の心臓であるふくらはぎの伸縮ポンプ運動を止めてしまう訳です。。

ふくらはぎが歩く時に動かない脚は、その他の、ハムストリングや、大腰筋など、正しく歩く際、膝や股関節を、柔らかく正しく動かす筋肉も動かない。。

つまり、歩く事自体が、体にとっては拷問同様です。

これは、サイドブレーキを引いたまま、忘れてアクセルを踏み込むのと同じです。

 

②膝が過伸展する事で、膝前側の大腿四頭筋が常に緊張していて、その筋肉が更に股関節前に筋肉を縮め、股関節が動かない。。

股関節、骨盤が、歩く時に正しく動かないロック🔐をかけるハイヒールは、腰に負担が来て腰痛になり、その限度が超えるとギックリ腰。。坐骨神経痛になります。。

 

ハイヒール👠を履いている時は、マラソンで言えば、下り坂をブレーキングしながら下っていく時と同じ。。

マラソン選手は、決まって、登り坂より下り坂がきつい😰と言います。。

お年寄りの膝痛も、階段を上がる時より、下る時が辛いと言います。。

下り坂の方が、足腰には負担なんです。

正しく動けないからです。

 

えっ。。登る方が、重力に逆らうからしんどいんじゃないの?

はい、確かに、登り坂は重力に逆らう分、しんどいです。。

でも、登り坂では馬力がいる為、身体は自然と腹に力を込め、一番力が入り、疲労しにくい筋肉、関節の使い方を選択するのです。

だから自然と正しい歩き方になる。。

だから筋肉や関節に負担はなく、むしろ正しく筋肉関節を鍛えて、弾力をつけてくれる。。

僕がいつも、ウオーキングは、出来るだけ平らな靴で、凸凹した土の上。。または坂道を登る様に。。

という理由。。

下り坂は、脚の前側でブレーキをかけず、脚の裏側の筋肉で、踵でブレーキしながら降りていきます。

 

それは、車で言えば、フットブレーキで下っていくより、エンジンブレーキで下っていった方が、運転していても疲労が少ない事と同様です。

 

登る時の筋肉、関節の動きを再現するには、ハイヒールが、下り坂を、ブレーキングしながら歩くのと同じ筋肉、関節の動きを促し、それが、身体に非常に負担であるのと逆に。。

昔の草鞋の様に、踵が平。。または踵がない。。つまり踵の方が低い靴の方が、登り坂を登る時と同じ動きになるんです。

つまり、歩くだけで、整体となり、歳を取っても姿勢が悪くならない。。重力と仲良く動ける関節、筋肉を育ててくれる。。

ポツンと一件家の爺さん婆さんは、自然とそれをしてるから、、都会の人より若いのです。

久しぶりの遠方へのお出かけで、履き慣れないハイヒール👠は辞めましょう。。