心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

お風呂湯冷め。。

整体に行くと、今日はお風呂に入らないで下さい。。と言われます。

それは、整体では、身体を締めて、しかも余分な力を脱力させるんですね。。

中心が締まり、外側は脱力。。この状態で帰ってもらうのです。。

 

お風呂には、全身を緩める効果があるので、整体に行って、家でお風呂に入ると、緩み過ぎてしまう。。

これが、僕ん中の原因です。。

違う理由を言う整体師もいるようです。。

しかし、僕は、入るな。、とは言いません。。

 

僕自信が風呂好きですし、風呂に入らない日があるなんて、想像できません。。

風呂好きの人は、入って頂いて結構です。。

 

ただ、長湯はやめてください。。

 

お風呂で、ゴシゴシ洗いすぎるのも間違いです。。

お風呂で、石鹸でゴシゴ洗った後の、つっぱり感は、アトピーの人と同様、皮膚の必要な角層。。赤、皮脂、汗の層をぶち壊してしまったからです。。

 

本当はコロナだからと、1日に何回も手を洗うのも、角層を壊して荒れてしまいます。。

風呂に入る習慣のない、後進国ほど、皮膚疾患が少ない、。というのは皮肉ですね。。日本人は、綺麗好きです。。

しかし、必要なものまで、削りとってしまっているのです。。

そのバリア層を削りとった肌で、お風呂に長湯すれば、皮膚に水が入り過ぎてしまいふやけてしまいます。。

 

お風呂のいいのは、お風呂に浸かることで、全身がまんべんなく緩む事です。。

日常は汗をかいても、緊張してる部分と、そうでない部分の差が出ているのです。。

そして、発汗作用を促す。。

 

全身が緩み、発汗作用が始まれば、そろそろ出る準備です。。

それ以上入っていると、緩み過ぎて、腎臓にも負担が出てきます。。

 

だから、緩み過ぎた身体は、汗が止まらず、湯冷めする。。

 

昔、温泉好きの人が、温泉の入り過ぎで調子が悪い、。というので、観てみると、腎臓が凄く疲労しているんです。。

温泉の入り過ぎは、腎臓を痛めるのだと知りました。。

 

お風呂も長く入るのがいいのではなくて、全身をリセットして、発汗作用が、始まれば、もう出る準備です。。

 

身体は、外側からの刺激で、過保護にしすぎると、弱るのです。。

過保護にされた子供が、弱いのと同じです。。

 

巷の健康法の多くが、身体を過保護にする方法です。。

そうではないのです。。

身体の井戸に、呼び水を入れてやる。。

呼び水だけでいいのです。。

そうすれば井戸水が湧いてきますね。。

 

健康法とは、呼び水で、井戸水が湧き上がってくる瞬間にさらに水を入れて、その瞬間を止めてしまうようなところがあります。。

食事療法も、お風呂も、身体を過保護にしないことが大事。。