心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

呼吸性不整脈

人間の身体は、基本的に、息を吸った時に、緊張し、息を吐いた時はリラックスする様にできています。。

 

しかし、気合を入れるときなどは、息を吐く時に、より緊張します。。

これは、息を吐く時は、緩もうとする骨盤を、緩ませないという反力を使う事で、より骨盤が締まる。。

集中力、丹田力が出るのです。。

武術の世界でも遠当て。。と言って、触らず気合で、倒す技があります。

 

そして、もう一つ、現代人は、煽られる様な毎日。。追いかけられる様な毎日。。自分のリズムより、文明のリズムの方が早い。。

この中では、人体は、乗り遅れまい。。と、いつも緊張している骨盤が慢性化しているのです。。

 

これは、息を吐いても、骨盤が緩む方に動かないのです。。

この硬直した骨盤を、緩めようとするのが、アレルギーという、過敏排泄反応です。。

緊張した時に、おしっこがしたくなる原理と同じで、人体は、身体の緊張を抜く為に、水を抜くのです。

下痢すると、頭痛が治るのもそうです。

パニック障害もそうです。。

アイドルのコンサートで、興奮しすぎて気絶するのもそうです。

この過敏排泄反応が起きてれば安全です。。

 

しかし、この緊張社会の中で、アレルギーでない人。。

症状が出にくい人は、水が外に排泄されないから、高血圧になるのであって、塩のせいだ。。

塩を減らせばいい。。という考え方は、もはや昔の話です。。

塩だけ減らしても、糖質を取り過ぎれば、さらに交感神経が優位となり、いい汗が出ません。

コレステロールも、血糖値も、全てにおいて、緊張状態をアレルギー排泄反応で、外に出せない人が、どんどん体が鈍くなり、冷えていって、冷えを緊急に取りたい防御反応で、糖分を取り燃やしたくなり、その糖分過剰が、血管を、硬化させていくのが原因です。

これは、高級車に、安いガソリンを入れる行為と同じです。

エンジンがダメになるのです。

現代のアレルギー排泄反応は、むしろ正常な反応です。

 

さて、正常な身体では、息を吐く時、身体はリラックスし、同時に、心臓の🫀拍動はゆっくりになります。。

息を吸う時、早くなり、吐く時ゆっくりになる。。

これが、心臓の正常なリズムです。。

 

しかし、胸が緊張した過呼吸気味の人は、息を吐けない。。

または、息を吐いても鼓動がゆっくりにならない。。

 

このアンバランスなリズム感が、不整脈を起こすのです。。

不整脈という病気ではないのです。

あーやって、心臓のリズムを取り戻そうとしているのです。。

 

男性ならおしっこをした後、ブルブル。。っと震えるでしょ?

あれは、おしっこで熱が排泄されたのを補うため、ブルブル。。と、熱を起こしているんです。

不整脈もそういうものです。

目的を持つと緊張する。

目的を持ったウオーキングは。パワーウオーキングです。。

僕が勧めるのが、目的を持たず、ただ土の上を歩く、整体ウオーキングです。

無心ウオーキングです。

 

それを続けて、いい汗をかけるようになる事。。

水が、外に出せる様になれば、不整脈は出る必要がなくなるのです。

当院にくると、最初に、パルスオキシメーターで、肺の酸素飽和度を測定していますね?

あの機械は、同時に心拍数を測っています。。

総じて、皆さん、多いです。。

吐いてもリラックスできてないから、心拍数が高いままなのです。

僕が、1分間に、70ぐらいなのに対して、お客さんは、100を超えてる人が殆ど。。

 スポーツ選手でも、同じ運動をしても、心拍数が、上がらない人の方が、好成績を出すそうです。

それだけ、身体に弾力があるのです。

太ってる人が、はあはあ言いながら、大汗かいてるのは、心拍数が高いのです。