足腰を鍛えるにはスクワットがいい。。
これが、一般的な常識です。。
でも、僕は、川村整体10年目ですが、スクワットは指導しないのです。。
稀に、僕の考えた、整体スクワット。。というのを教える事はありますが、それは、皆さんの知っているスクワットとは。全く違う物です。。
僕の様に、整体術を学んで、身体の仕組みを良く知っている人。。
または、沖縄空手の型を学んだ事がある人なら、一般的にいいと言われているスクワットが、身体動作原理からすると、間違えていると。。解っているからです。。
実際、スクワットやったら腰痛になった。。とか、スクワットやったら膝が痛くなった。。
バーベルを持ち上げたままスクワットやってる人も、あれは完全に、間違えています。。
書店に行っても、スクワットを勧める本が多く。読んでみると、やはり、解っていない。。
以前のブログで書きましたが、人間の脚は螺旋してるんです。。
イメージでいうと、右脚の右回りの竜巻と、左脚の左回りの竜巻ばが、足から登って来て、へそで合流して、へそから上の胴体を、持ち上げている。。
そういう感じなんです。。
ですから、しゃがむ時は、螺旋を強めないと、骨盤が締まらないし、締まらなければ、骨盤が前傾しない。。
骨盤が前傾しなければ、内股、お尻の筋肉など、螺旋を創る筋肉が作動しないのです。。
脚が螺旋しない鈍い身体の人が、スクワットすると、骨盤は締まらない。。
締まらないから、骨盤は後屈したまま。。
後屈したまましゃがんでも、螺旋にならず、直線的な動きになる。。
すると、脚の前の、大腿四頭筋。。その中でも、大腿直筋しか動かない。。
そのスクワットでは、やればやるほど、腰も痛くなるし、膝も痛くなるんです。。
和式便所に、しゃがんだ時、踵が浮いてしまう人は、螺旋が起きていないのです。。
足腰の老化は、しゃがむと解る。。というのはそういう意味です。。
螺旋を描く足腰。。
これが、正しい身体、動きなのです。。
先日来た男性が、スクワットやったら腰痛になった、。と。
理由を説明したら、納得していました。。
僕が、よく鍛えるな。。
と言いますが、鍛える感じがする動きは、だいたい間違った動きなんです。。
間違った動きだから、しんどい、しんどいから効いてると感じる。。
でも、しんどいという事は、間違えた動きだと言うことです。
鍛えるのではなくて、正しく使う。。そういう気持ちで歩いたり、体操してください。
下の写真。。皆さんのスクワットは、右のスクワットなんです。。
骨盤が締まらず、後屈したままです。。
左は、螺旋を描き、骨盤が前傾している。。
動く筋肉が全然違うんです。
左のスクワットは、身体の感覚が相当良い人じゃないとできない。。
だから教えないのです。。
当院では、スクワットはやらなくて良いと言います。
違う方法で、身体を作ります。。
