心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

高齢者はあざができやすい。

 高齢者になってくると、皮膚が薄くなり、皮膚、特に腕に強い刺激を与えると、内出血したり、出血🩸してなかなか止まらなかったり、黒や紫色の打撲になってしまう場合があります。

やはり75を超えて、皮膚にしみなどが目立つ人は、気をつけないと、若い人の様に施術をした後、打撲の様に黒くなってしまっている場合があります。。

とても、皮膚の抵抗力が弱いのです。。

 

そして皮膚のターンオーバーが弱く、皮膚が薄い。。

老人性紫班というらしい。。

ほっておいても治っていくが、なかなか治らない。。

 

引用。。

 

高齢者の皮膚状態について

高齢になると皮膚は薄く、乾燥します。
皮膚表面の角質層が、乾燥などによってはがれやすくなり、その下にある表皮の厚みも薄くなります。
また角質層は薄くなるだけでなく、きめが粗く、ところどころめくれたりひび割れたりもします。皮膚の保水性も低下し、弾力や柔軟性が失われていきます。
皮脂の分泌量も減るため、非常に乾燥しやすい状態です。

これはあざ?簡単にアザができてしまう。

訪問に行くと、「ぶつけてないのにまた、あざができたんや」ということをよく耳にします。
高齢者の方でアザがよくできるのは老人性紫斑と言います。

 

老人性紫斑とは

 

軽い衝撃を受けただけで、簡単にアザができてしまう症状です。手の甲・前腕・背中・下肢によく起こります。
気が付かないほど軽くぶつけただけ、手を軽くつかんだけでも紫色で不規則な形をしたアザができます。色は赤紫から暗い紫です。
次第にくすんだオレンジや黄色になり、やがて消えます。痛みが無い場合がほとんどですが、まれに鋭い痛みを伴うこともあります。

 

原因

 

加齢によって皮膚を構成する真皮・表皮の厚みが薄くなります。
さらに、毛細血管がもろく破れやすくなります。

 

予防

 

積極的な治療法はありません。軽い衝撃でも内出血を起こすため、ぶつけやすい手の甲・前腕を衣服で保護するのがお勧めです。
老人性紫斑は病気ではないため、大きなアザができていても慌てなくても大丈夫です。

 

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