心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

40からの更年期

昨日テレビを見ていたら、四十の女性が、更年期特有の症状で、病院に行ったが、まだ更年期には早いよ!

とか、大丈夫だよ👌更年期じゃ無いよ。。めまいなんて誰でもあるよ!と、取り合ってくれないし、検査も治療もしてくれない。。

という内容。。

酷いものです。。自分の苦しみとして捉えないから、そういう他人事の様な無責任な事を言う。。

更年期とは、整体的に、経験的に言うと、生殖活動が盛んな時期の骨盤は、蝶々🦋が羽根を開いたり閉じたりしながら蜜を吸う様に、大きくダイナミックに、リズムよく動いています。

それには、左右にある二つの骨盤が、ある程度左右対称性がある必要があります。。

 

若い人でも、左の骨盤の動きが悪い人は生理痛や便秘になり易く、右の骨盤の動きが悪い人は、PMSや、不妊、慢性頭痛になりやすい。。

 

更年期とは、生殖活動が終わりに近ずくにつれ、例えば、エアコンに例えると、部屋が寒い時は、ダイナミックに真空ポンプを回して温めようとするが、部屋が暖まると、真空ポンプはアイドリング状態になります。。

 

車もそうです。。走ってる時は、ダイナミックにエンジンを回すが、信号待ちの時は、アイドリング状態です。。

更年期とは、この女性の生殖を終えようとする過程での、一時的なアイドリング状態だといえるでしょう。。

昔の車は、エンジンの吸気、排気と、ガソリン⛽️供給のバランス悪く、信号待ちで、エンジンが切れてしまう事がよくありました。。

 

それでエンジンが切れない様に、チョークを引く。。もしくはアクセルを踏み込む。。

更年期の辛さとは、ちょうど、骨盤のバランスが悪く、アイドリングが維持できない骨盤が、自らエンジンが止まらない様にチョークを引く。。アクセルを踏む。。

 

すると。ドドドド。。と、不安定にエンジンが噴け上がる。。

その過程が強い症状。苦しい症状として、現れるのです。。

 

更年期の10年は、アイドリング状態を保ちながら、生殖時とは違う、骨盤リズムへの切り替え過程です。。

この10年の中で特に2年ぐらい、。どうしようもなく力が抜ける時期がある、それが底だと思えばいい。。

50前後で起こる事が多いが、それが来たら、上がっていくサインです。。

 

ならば、女性は、更年期を恐れるのではなく、40を前に、骨盤がアイドリングがスムーズにできる骨盤に整えておけばいい。。

特に生理痛やPMS、頭痛、めまいで苦しんできた人は、骨盤のリズムが悪いのです。。

そういう人は、40になったら当院で一度、骨盤リズムをリセットすればいい。。

本当は出産後、2ヶ月ぐらいできてくれると、一番リセットしやすい。。

更年期前に骨盤を整えて、更年期に望めば、会社を辞めなくちゃいけないほど、身体の力が抜けてしまうことはない。。

更年期とは、要は、身体に力が入らない時期であるのです。。

集中できないのも、骨盤が緩んでいるからです。

 

ペットロスの様な時期です。。

ペットロスの人の骨盤もゆるゆるです。。元に戻るのに、2年かかるんです。。

 

ペットロスも、鬱も、更年期も、力が入らない時期は、それに抵抗せず、休養期間だと割り切って、更年期後の人生を考えてみるといいでしょう。。

 

下の症状の中で、関節痛やめまいは、病院で相手にされないそうだ。。

 

僕的に言えば、まだ40なのに、物忘れ、記憶力の低下が顕著である場合。。更年期に入った。。と考えていいでしょう。。

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