心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

更年期肩凝る理由。。

皆さんは、猫が寝てて、起きて動き出す時、伸びをするのを見た事があるでしょう?

人間も、退屈な授業が終わると、あくび🥱をしながら伸びをしながら立ち上がる。。

これは何をしてるか?と言うと、腰を伸ばしてるのです。

腰を伸ばして、下腹に力を戻しているのです。

 

図の様に、人間の背中には、僧帽筋という、頭蓋骨から肩、肋骨下端まで繋がる、大きな菱形の筋肉。。この筋肉が凝るのです。

肩凝りとは、この僧帽筋の凝りです。

丸で囲った肩の辺りが凝るでしょ?

何故、肩が凝るか?といえば、腰が伸びなくなるから。。

腰が伸びれば首も伸びる。。

うなじが綺麗で、着物が似合う人は、腰に反りがあり、伸びてるから、肩も拡がり、下がり、首も伸びる。。

首が長く見えるんです。

これが、脚が弱り、骨盤の締まり、弾力が無くなると、下腹の力で腰を伸ばす事ができず、僧帽筋下端の辺が猫背になってくる。。

ちょうど、肋骨下端の⭕️で囲った所は、胸椎11番や12番。。腰椎1番と関係があり、副腎や膵臓と関係が深いのです。

 

つまり、腰が伸びなくなり、肋骨下端の⭕️が猫背になる事で、ホルモンに関係が深い、副腎、膵臓の働きを悪くする。。

糖尿病も、この猫背から始まるんです。

言い換えれば、くたびれて、力が入らない身体です。

立ち上がる時に、ヨイショ。。と、声を出してしまう人、。

 

ホルモン系の不調は、免疫系、自律神経系ともリンクしている為、更年期の不調が出るんです。

更年期は男性にもあり、必ず通過するのですが、無症状だった。。

私に更年期は無かった。。

という人は、足腰の力があり、下腹の力と脇腹の力で、腹圧で腰を伸ばせる。。元気な身体だったという事。。

日頃から運動不足で、陽にも当たらない生活は、足腰を弱め。。更年期に入り、エストロゲンが出なくなる。

つまり生理が無くなっていく過程で、骨盤の開閉運動は減って行き、更に、足腰、下腹、骨盤の開閉力が無くなる。。

すると、腰が伸びず、猫背になってくる。。

動かない物は、重力に負けて、下に落ちていく理屈です。

 

身体の前側では、恥骨が飛び出て来て、お腹がぽっこりしてきます。

すると、猫背になった肋骨下端の僧帽筋の下端が、引っ張られ首付近の僧帽筋も後ろに引っ張るのです。

それが肩凝り。。腰が伸びず、首が伸びない状態は。肩が上がって首が短く見える体型です。。着物👘が似合わない。。

 

こんな時、緊張時、肩が上がり、首が短くなる様に。。常に緊張して、下半身は冷えて、上半身は熱い。。冷えのぼせ状態になるのです。

これが更年期の症状が出る。。冷えのぼせ状態を作る。。胸椎11番付近の、伸びがなくなる事で起こる事です。

更年期を楽に通過させたい人は、腰を伸ばす事。。

椅子に座っていて立ち上がる時に腰が痛い人は、腰が伸びないのです。

足腰の力が無いのです。

 

40代の入ったばかりで、腰が痛い人は、更年期、苦しい症状が出やすい。。でしょうね!

腰を伸ばすには、骨盤や股関節を動かす事です。

それに一番簡単なのは、歩く事です。。

そして、猫の様に、座っていて立ち上がる時は、伸びをする事です。

涙が出ると、なお良い。。

しゃがんだり立ち上がったりを、繰り返すのも良い。。

草むしりをすると、自然とやるでしょ?

ポツンと一件家のおばあちゃん👵は、自然に畑でしゃがんだり立ったりして、骨盤や股関節の開閉を、やってるから、いつまでも腰が伸びるのです。。

腰が伸びれば、首も伸びる。。

よく伸びた、うなじの綺麗な首は、血流良く、ボケないのです。