心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

温める、冷やす、どちらが正解?

 

お客さんによく聞かれる事で、打撲した時、強い運動をした痛み、疲労回復の時、筋肉を冷やすのが正解なのか?温めるのが正解なのか?どちらが正しいですか?

という質問です。

 

整体の世界では、昔から、冷やすな、温めろ!と、言われて来ました。

整体の考え方では、破壊された筋肉組織をリフォームする為に、体は、患部の血流を増やし、

わざと炎症を起こし、修復する。。つまり炎症とは破壊と建設なのです。

必要な過程です。。

炎症を病気と間違えてる西洋医学は、本当に危ない。。

 

リフォームとは、破壊があって、再建築がある訳でしょ?

破壊時に痛みがあるのは正常だし、患部が痛くなった。。と、言うことは、体がそこを治しに入った!証拠と言えるのです。

 

整体の世界には好転反応がありますよね?

重症な人程、僕の施術を受けると、一時的に余計痛くなり、余計悪くなった様な状態になる期間があります。。

だから、前もってそれを説明しておくんです。

すると、理解して耐えてくれるんです。

実際、強い好転反応の後、何十年振りの元気を取り戻していき、笑顔になり、僕を、命の恩人の様な眼差しで見てくれる人がいるんです。

 

それも、元気になった生命力が、今まで元気がなくて治す力が無く、放置するほかなかった患部を、治し始めた証拠なんです。

しかし、お医者さんは冷やせと言いますよね?

 

それで、スポーツの世界でも、長らく勘違いされていて、例えばプロ野球のピッチャーが、投球後、ベンチで肩に何か巻きつけて、アイシングしてるシーンを見ますね?

しかし、最近はやっと、スポーツ科学もその間違いに気づき、疲労回復にはアイシングして、炎症を抑えるのが良い。。と、提唱した人だと言われる人まで、最近は、その間違いを認め、

下の図の様に、「アイシングも完全な休息も、回復を遅らせているだけだ。」と、認めたのです。

整形外科で出る湿布薬も、要はアイシングです。

患部を治そうとして炎症を起こしているのを、悪い事とし、冷やせば、血流が減り、炎症が抑えられ、痛みが減る。。と言う考え方です。

確かに痛みは減るでしょう。

しかし、痛みが減ると言うことは、工事を中断させて静かにさせたのと同じです。

つまり治す期間を延長させているのです。

ただ冷やして良いタイミングもあります。。

強く打撲したり、怪我をしたはずなのに、痛みがない場合。

それは、患部が興奮しすぎていて、正常な治癒力が働きにくい状態です。。

その場合、神経の興奮を収める為に、一時的に冷やすのはOK🙆

しかし、痛みが出て来たら、温める事。。

温めると痛みが増します。。

それで良いのです。。

治すリフォームが、緊急に始まったという事です。。

熱が出るのもそうです。

 

体が起こす辛い症状は、突貫修理作業です。

しばらく耐えて待ってあげるしか無い。。

そこで、辛いとすぐ病院に行けば、解熱剤、消炎剤を処方されて、終わりです。。

修復を止められて放置される。。

 

スポーツ医学は、もう知っています。。

これからは、運動後の疲労回復は、アイシングではなく、温めるのが常識となっていきます。。

しかし、大病院程、いつまでも、解熱剤、湿布薬を処方するでしょう。。

何故? 大病院は、薬剤メーカーと癒着しているから。。湿布薬は処方する義務があるんです。

ね!。。大病院程、実は危ない。。

世の中での事実が反映されにくい。。

もっとも遅れているのが大病院でもあるんです。

それを知らずに、大病院だから安心?と考えるのは間違いです。