心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

食後30分で下痢、胆汁性下痢かも

食後、猛烈な下痢を催す。。

過敏性腸症候群?

かと思いきや。。肝臓。。例えば脂肪肝など。。の影響で、胆汁の分泌過剰が起こり、

それが大腸で下剤効果を産み出す。。

その場合、、肝臓、胆嚢の問題で下痢が起きている事になります。

 

引用.。。。

 

胆汁性下痢が生じるメカニズム


胆汁は十二指腸に分泌されます。

その後、食べたものと一緒に小腸を通過します。

そして、多くの栄養成分が小腸から体内に吸収されるのと同じように、胆汁も小腸から吸収されます。

 

小腸で吸収された胆汁は「門脈」という血管を通って再び肝臓に戻ります。

つまり胆汁は、「肝臓で作られる → 胆のうに保存される → 十二指腸に分泌される → 小腸から吸収される → 肝臓に戻る」というふうに循環しているのです。これを専門用語で「腸肝循環」と言います。



 

 

ただ、小腸ですべての胆汁が吸収されるわけではありません。小腸で吸収しきれなかった一部の胆汁は大腸まで届きます。

そして、大腸に到達した胆汁が下痢の原因になるのです。
胆汁は大腸において下剤のように働きます

大腸からの水分の吸収を抑制したり、腸管内への水分の分泌を促したりするのです。

これが下痢になってしまう理由です。


ただ、健康な人の場合、大腸に到達する胆汁が少しぐらい多くても下痢になることはありません。

しかし「胆汁に反応しやすい体質」の人の場合は、大腸に到達した胆汁が原因で下痢になってしまいます。

また、手術が原因で胆汁性下痢になることもあります。

例えば、胆のうや盲腸を手術で摘出したときなどです。

胆のうを摘出すると、胆汁が過剰に分泌されるようになるため、小腸からの吸収が追いつかずに胆汁が大腸まで到達します。

また、盲腸の手術をするときに小腸を一部切除すると、胆汁が吸収されにくくなってしまいます。