筋肉が減って、姿勢が悪くなってくると、運動が足りないから、鍛えなきゃいけない。。
と、考えて、若い頃やった様な筋トレをしてみるが、あのきつい筋トレが嫌いで辞めた過去を忘れてしまっているのです。。
だから、にわかで、また直ぐやめてしまう。。
若い頃、きつくてやめた筋トレを、おじさん、おばさんになってからできますか？
年を取って、筋肉が減り、姿勢がわるくなったのは、筋トレが足りないのではなくて、全身の呼吸が足りないのです。。
呼吸が入っている筋肉は、常に伸縮し、栄養を取り込み、疲労物質を排泄する。。
それは、筋肉を育て、大きくしていくのです。。
当院で整体を受けると、姿勢は締まって、痩せて見えるのに、体重は、逆に増えたりする。。
これは、バランス筋肉に、呼吸が入る様になり、バランス筋肉、呼吸筋肉が大きくなったからです。。
つまり、呼吸する度に、全ての筋肉、筋膜、骨、脳さえも、一緒に呼吸する身体。。
これが、中心が通ったいい身体なのです。。
整体です。。呼吸体ですね。。
これは筋トレで鍛えられる筋肉では無いのです。
呼吸筋であり、バランス筋肉である中心にある筋肉は、意識的に鍛えられない筋肉です。。
いや、意識的に筋肉を鍛えようとすると、むしろ、呼吸筋、バランス筋肉は動かない。。
育たないのです。。
大きくなるのは、外側の目立つ大きな筋肉。。
大きな力を出したり、瞬発力を出したりする筋肉です。。
それらの筋肉を意識的に、部分に分けて嫌えるやり方は、むしろ、身体の繋がりをバラバラにして、。まとまりのない、呼吸の入らない身体を作り上げてしまうのです。。
だから、見えない筋肉が、萎縮して痩せていくのです。
年を取ったら、もう、外側の大きな筋肉を鍛えるのをやめ、。
呼吸と共に良く動き、バランス感覚を司る。。中心の筋肉を鍛えるのではなく、使える様にする事、。
それは、呼吸の度に、よく伸縮する筋肉です。。
呼吸の度に、良く伸縮する筋肉は、それだけで大きく弾力が出てきて、体重が増えます。。
当院でも、見た目痩せてるのに、体重は減らない。。
これは正解です。。
僕も、70キロあるんです。。
じゃあどうすりゃあいいのか？
キョンシー体操を、極めてください。。
能のようにできるようになる事。。
膝を軽く曲げて、音が立たないように、足上げを繰り返しましょう。。
膝を柔らかく使えて、左右にぶれず、音を立てずにできるようになれば、中心の呼吸バランス筋肉は、良く動いています。。
当然、呼吸も深い状態です。
