二の腕のぷよぷよは、取れにくいですよね。。
腕を鍛えれば取れますか?
現代人は、なんでも鍛えれば解決するんじゃないか? という妄想に囚われているんですね。。
確かに若い頃は、意識的に体を鍛えると、痩せたり、締まったりしましたよね?
でも、そうですねえ。。もう35を超えたら、その成功体験は、一度捨てる事です。。
スポーツ選手は35を超えたあたりから、引退していきますよね?
鍛える限界がその辺でくるからです。。
35を超えてからも、鍛え続ければ、それを毎日何十年もやり続ける事ができるなら。。見た目上、締まった身体を維持する事ができるでしょう。。
しかし、僕の様なプロの施術家が見れば、筋肉の状態は、疲労し、浮腫んでいます。。
35を超えたら、鍛える。。という力んだ発想は捨てていく事です。。
意識的に鍛えられる筋肉とは、外側の筋肉であって、日常生活を送るには、かえって邪魔な筋肉です。。
高校生、大学生の時、僕は空手をやっていましたが、周りの人は、こぞって筋トレをして、身体を大きくしていましたが、僕はやりませんでした。。
無駄な筋肉をつける事により、スピードがなくなる感じがしたから。。
実際、練習試合に出場したとき、宗家(創業者)が、僕の試合を見ていて「君はどこの道場の子?。。いいスピード持ってるなあ!」
この褒め言葉が、一番嬉しい思い出です。。
大切なのは、意識的に鍛えられる筋肉じゃあなくて、意識的に動かせない筋肉を、動かせるようになる事。。
武術の形稽古は、意識的に動かせない筋肉を、型稽古を通して、動く筋肉にしているんですね。。
無心で動く筋肉です。。相撲なんかで、昔、増位山という、内掛けの名人がいましたが、インタビューで、狙っていたのか?と聞かれると、いつも「いや、勝手に技が出るんだ、。」
このセリフが、小学生だった僕には、不思議なセリフでした。。
僕が、足上げ体操や、凸凹下着土の上を歩く様に。。
と、指導するのも、凸凹した道では、身体は、無心にバランスを取ろうとして、平らなコンクリートの道では動かない。。バランス呼吸筋肉を使うからです。。
無心の筋肉が良く動く人は、脳のバランスもいいし、呼吸のバランスも、自律神経のバランスもいいのです。呼吸も、内臓も無心で動く筋肉で動いてるんですよ!
つまり元気とは、無心の呼吸で、体が動いてる人です。
身体の使い方のバランスもいい為、余分なお肉もつきにくい。。
余分なお肉とは、運動をしないからつくのではなくて、無心で動く筋肉が動いて無いところにつくのです。。
ですから、スポーツや武術では、脇を締めろと言いますね、。
無心の筋肉が動く人は、脇が自然と締まるのです。。
歩く時に。時々、肘を曲げて、脇を締めてみましょう。。
また、二の腕の内側。。腕を下ろすと、胴体に付いてしまう側の二の腕を、刺激してみてください。。そこの力何抜けていると、二の腕にお肉がつくのです。。
腱鞘炎にもなります。
お肉は鍛えても取れない。。無心で動く、呼吸で動く筋肉が動く身体になれば、無くなる。。
一番簡単なのが、凸凹した土の上を、平らな靴で歩く事です。。
ジムで鍛えるのは無駄です。。
山歩きのがいいですよ!