心が風邪をひいたなら

川村整体ブログ 

部分を繋いでも、強くはならない。。

筋トレも、ストレッチも、身体の部分を鍛えたり、緩めたりするメソッドですね!

これでは、身体は強くなりませんね。。

特に息を詰めてやる筋トレ、ストレッチは、さらに部分のみを鍛えたり、緩めたりするものです。

呼吸を詰める。。と言う事は、身体が、バラバラになり、弱くなるのです。

 

どうしても筋トレ、ストレッチをしたい人は、せめて呼吸を詰めず、できれば吐きながら行う事。。もっと良いのは、吸うでも吐くでもない呼吸で行えれば、その時の身体は、統一して動き、とても強い状態です。

 

ご飯を食べる時に使う箸🥢を、イメージしてください。。

この箸を、3等分に割ったとします。。

 

そして、その3等分された箸の部分部分を、鉄の棒で補強して、もう一度、強力接着剤でくっつけたとしましょう。。

 

その箸は、強くなりますか?

ならないですね!

 

バラバラにした物を、いくら補強して、もう一度くっつけても、強くはならないのです。。

これは、人体を切り裂き、繋げる外科手術でも、同じことが言えます。。

 

悪い所だけをきり、良いところだけで繋げた内臓は、強くなりませんね!

 

整体の現場でも、内臓を切った事のある人の身体は、切った事ない人と比べて、確実に違うのです。。

何が違うかというと、治るスピードが全然違う。。

 

手術経験がある人。。内臓を取り除いた経験のある人は、治るのが遅い。。

治癒力が弱いのです。。

これは、一度箸を割って、くっつけたのと同じだからです。

 

これも箸🥢の話と同様です。。

 

ですから、身体事、機能する様に、鍛えるのではなくて、機能させる。。

全身同時に動ける体感技術があれば、大きい筋肉、強い力はいらないのです。。

切開手術経験者こそ、筋トレは辞めて、全身で動く練習です。。

身体全体で動く体術です。

 

佐川急便時代。。朝5時から、夜11時まで、肉体労働でした。

先にバテるのは、筋肉隆々の人の方で、逆に、笑顔で淡々と、仕事して、バテないで、身体壊さないのは、痩せてる人なのです。。

 

筋肉が隆々じゃないからこそ、身体全体を使う力の出し方が上手なのです。。

イチローがそうでしょう?

 

身体に使い方が上手になるには、むしろ、筋トレしない方がいいのです。